今日は、補正予算の審査が行われました。
私は、「防災行政無線デジタル化整備事業」について質問しました。
これは平成26年、北浦町にアナログからデジタル化された無線を27年度は北方町、北川町に整備を予定していたもの。しかし、国の予算減額により補正減として提出されたもの。
「今年度、予定していた北方町、北川町の整備が、北方町の一部しか整備できなかった。予定していた予算を国が減額したために、整備できなった理由や経緯は?」
答弁は、「国は津波避難タワーなどに力を入れている。デジタル無線は重点施策でないことによる減額。」
ということでした。
「来年度は、北方の一部と北川町の整備で予算がついているが、国は減額しないで整備完了となるのか?」
答弁は、「県を通じて、予算要求をしていく。」
災害時、市民1人1人を真っ先に守るためのデジタル無線です。この整備が完成すれば、全世帯に災害情報が入ります。消防署との連携もはかれます。
特に、中山間地域を含む広大な面積の延岡市には、なくてはならない情報伝達網となります。地域のいち早い正確な情報が必要です。
まずは、避難すること。逃げること。自分の命を守ること。
このデジタル化整備事業予算が、北方の一部、北川、北浦(三川内の一部)、旧延岡市内まで整備が終了するまで、確実にやっていただきたいと思います。
デジタル化整備が進まない自治体もたくさんある中、着々と整備いただき、整備完了まで努力するとおっしゃられた担当部署のためにも、国にお願いしていかなければと思いました。
5年前の災害を忘れず、前へ前へ。